屋根塗装で雨漏りを防げるという話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。屋根塗装で雨漏りを防止できるというのは「真実ではない」というのが答えです。この記事では以下の内容を取り扱っています。
屋根の雨漏りについて気になっている人(特に福岡市・長崎県大村市にお住まいの人)はぜひご一読下さい。
冒頭にも書いたように、屋根塗装をすれば雨漏りが予防できるというのは「嘘」です。屋根塗装をしっかりと施したとしても、ゲリラ豪雨や台風の後に雨漏りが発生してしまうこともあるでしょう。そのため、「雨漏りを防ぐために屋根塗装をお願いしようかな」という福岡市・長崎県大村市にお住まいの人は要注意。
なお、雨漏りがしている時点で屋根塗装をおこなったとしても、ほぼ改善しないと思っておいて良いでしょう。雨漏りについて業者に相談した際「屋根塗装さえすれば雨漏りを防げますよ」と言われたとしたら、優良業者では無い可能性が高いです。警戒するべきでしょう。
屋根塗装だけで雨漏りが防止できないのには、「雨漏りする理由」に在ります。屋根や外壁など常に自然にさらされているところは、雨水が入ってくることが想定して作られています。そしてその入ってきた雨水を外に出す処理が施してあります(※一次防水と二次防水)。
たとえば屋根の場合は、屋根仕上げ材が一次防水*、アスファルトルーフィングなどが二次防水*というように二段構えで雨水が内側に浸入してくるのを防ぐのです。現在雨漏りしている場合は、一次防水ではなく二次防水の劣化などが原因である場合が多いため、一次防水の役割を持つ屋根材をいくら塗装したとしても、雨漏りの根本原因を改善することにはなりません。
屋根塗装をおこなう目的は、主に下記の3つです。
したがって、屋根塗装は雨漏りを予防するのではなく建物を守るために行うのです。
屋根塗装によって、得られる効果について見てみましょう。
「屋根塗装で雨漏りを防げないなら、どうすれば良い?」と悩んでしまう人もいるでしょう。雨漏りを予防したいのなら、屋根塗装ではなく「屋根の補修」が必要となります。
「雨漏りしないか心配、、」や、「雨漏りが起こってしまう前に何かやれることはないか?」など思われる方も少なくありません。そんな福岡市・長崎県大村市に住んでいる人におすすめしたいのが「屋根の補修」です。屋根の補修には2つの種類があります。
それは、カバー工法と葺き替えです。屋根の補修はこのうちどちらか一方をおこなうことになります。どちらも、屋根材がどれくらい傷んでいるか、築年数や立地条件、施工業者などによって違ってくるでしょう。そんな「カバー工法」と「葺き替え」の方法について、順に見てみましょう。
屋根のカバー工法とは、現在の屋根を残したまま新たな屋根材をその上に取り付けカバーする工法のことを指します。雨水などの侵入を防ぐ一次防水と二次防水を守る”三次防水”です。屋根が強化されるので建物をしっかり守ってくれる屋根になります。
屋根の葺き替えとは、現在の屋根を撤去し、新しい屋根材を取り付けるという工法のことを指します。築年数が経つと屋根材も劣化します。福岡や長崎など雨や台風も多い地域ではいつの間にか雨水が入り込み目に見えないところが劣化してしまっているケースも少なくはありません。屋根を全て葺き替えることで、人知れず劣化していた屋根材もまとめて一新できます。
どちらの工事をおこなうにしても、雨漏りを防ぐという意味で一次防水、二次防水までしっかりと調査してくれる優良業者にお願いするのが大切です。優良業者を見極めるコツとしては、以下になります。
何度も書きますが、雨漏りは屋根塗装だけで防ぐことは不可能です。雨漏りの予防に屋根を補修する場合はカバー工法もしくは葺き替え工事が必要になります。福岡市・長崎県大村市にある屋根塗装・屋根修理業者の中には、悪質な業者(悪徳業者)や技術力の乏しい業者などもいます。そういう業者に依頼してしまわないよう、ここでお伝えしたポイントを思い出しながら業者選びをするのが良いでしょう。
信頼できる業者なら雨漏りに関する心配だけでなく、屋根や塗装に関する悩み事などを丁寧に解きほぐしてくれます。建物の屋根を調査して、最適な工事方法を提示してくれるでしょう。「他社はどうか知らないけど、うちで屋根塗装すれば絶対に雨漏りが防げます!」と豪語するような、詳しい説明もなしに雨漏り防止=屋根塗装を推してくる怪しい業者とは、契約してしまわないようにしてください。