外壁の汚れや劣化から「そろそろリフォームを」と考えるも、本当に必要な状況か、必要だとしたら業者選びはどうしたらいいか、と疑問が出てくることもあると思います。外壁塗装は他のリフォーム工事に比べて大規模な工事になり、その分費用も多くかかります。だからこそ、慎重になるべき部分をしっかりと抑えましょう。
ここでは外壁塗装を検討している方に、リフォームするべきタイミングと、塗装業者の選び方についてご紹介いたします。
メンテナンスが必要かどうか、外壁の状況が見た目で分かれば判断がしやすいでしょう。外壁の劣化具合が分かるポイントをご紹介いたします。数字が大きいほど劣化が進んでいることになります。劣化具合によっては工事費がよりかかってしまうため、早めのメンテナンスが望ましいでしょう。
塗膜の劣化が始まっている証拠です。また太陽がよく当たる西や東側の壁は特に色褪せもしやすいのでチェックしておきましょう。
外壁に触った際に手に白い粉がつくことを言います。塗装の表面が劣化して起こるよく見る劣化のサインです。
外壁の塗膜が膨れていたり剥がれていたら、ひび割れを引き起こす恐れがあります。
重大な劣化具合です。早急なメンテナンスが必要とされます。できるだけはやく塗装業者にご相談ください。放置すると雨漏りの原因にもなります。
シーリング材とは目地や隙間を埋め、防水性や気密性を保つためのもの。コーキング材とも呼ばれます。この部分の補修のために必要な工事が増えてしまいます。
外壁塗装・屋根塗装は、築10年が目安とされています。ご自宅周辺の環境によって違いはありますが、外壁塗装の防水性は約5〜7年、長く保ったとして10年と言われています。つまり10年以上経過した外壁塗装に防水性は望めないため、リフォームをするべきとなるわけです。
塗装工事をする季節も重要なポイントです。外壁塗装を行うべき作業環境は気温:5℃、湿度:80%以下、とされています。そして依頼する季節によって「メリット」・「デメリット」があります。
これらを踏まえた上で依頼する季節を選ぶと良いでしょう。
ご自宅の塗り替え工事をした友人・知人のお話は確かな情報源です。その業者の対応が良かったかどうか教えてもらいましょう。
インターネットでの口コミも参考になります。また、調べたい業者のホームページにて施工数の実績が多く記載されていれば、信頼できるポイントになります。
複数の業者から見積もりを取って比較しましょう。口コミや調べた実績から業者を絞り、3社ほどから見積もりを取ると良いです。塗料・サービス・金額など、提示されるものは業者によって様々です。それら一つ一つをしっかりと判断して比較し、依頼する業者を選びましょう。
見積もりを依頼した際に、業者はご自宅の診断を行います。診断をしているのが「外装劣化診断士」「建築士」等の有資格者か確認できればなお良いです。また診断の際、「屋根の上や屋根裏も見ているか」「時間をかけて細かい所まで見ているか」「目測だけでなく器具を使って測定しているか」という様子が見て取れれば信頼に足るでしょう。
診断後は結果を書面で報告し、診断に基づいた見積もりをする業者を選ぶと良いです。丁寧な説明と確かな仕事が確認できれば、信頼できる業者と言えるでしょう。
外壁塗装のリフォームするべきタイミングと、塗装業者の選び方についてご紹介させていただきました。外壁塗装を検討している方は、ぜひこれらのポイントを抑え、リフォームをご依頼していただければと思います。